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コラム【瑞穂区】瓦屋根の塗装は本当に必要?~後悔しないためのメリット・注意点と、正しい判断のポイント~
2024.07.04

「うちの瓦屋根、塗装したほうがいいのかな?」と迷う方へ
名古屋市瑞穂区でも、築20年以上が経過した住宅では、屋根のメンテナンスについて検討されるご家庭が増えてきました。
特に瓦屋根の家にお住まいの方からは、
・「色あせてきた気がするけど、これは劣化?」
・「瓦って塗装が必要なの?」
・「訪問営業で“早く塗らないと雨漏りしますよ”と言われたけど…」
といったご相談を多くいただきます。
結論から言うと、瓦屋根には塗装が必要なものと、不要なものがあるのです。
その見極めができるかどうかが、後悔しない判断の第一歩となります。
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目次
瓦屋根にも種類がある|塗装が“必要なもの”と“不要なもの”
瓦屋根とひと口に言っても、実は種類によって大きく性質が異なります。
塗装が「不要」な瓦
・粘土瓦(和瓦)
・高温で焼き上げて作られた焼き物の瓦
・表面に釉薬(うわぐすり)が施されており、耐久性が高い
これらの瓦は基本的に塗装の必要はありません。
むしろ塗装してしまうと、通気性を妨げたり、塗膜の剥がれが早く起こるなど、デメリットになることもあります。
塗装が「必要」な瓦
・セメント瓦
・モニエル瓦(乾式コンクリート瓦)
これらは粘土瓦とは異なり、工場で成形されたセメント素材の瓦です。
表面を塗装で保護しており、年月とともにその塗膜が劣化してしまうため、定期的な再塗装が必要になります。
🔍 外見だけでは判断しにくいため、「訪問業者の言葉を鵜呑みにしない」ことが重要です。
信頼できる業者に現地調査を依頼するのが、安全で確実な方法です。
瓦屋根を塗装するメリットとは?
セメント瓦やモニエル瓦を塗装することで、以下のような効果が得られます。
美観の回復
紫外線や雨風によって褪せた色や、コケ・カビによる黒ずみを取り除き、見た目を大きく改善します。
新築時のような美しい屋根が蘇ります。
防水性・断熱性の向上
塗膜により、雨水の浸入を防ぎ、日射による屋根裏の温度上昇を抑える効果もあります。
室内の快適性にもつながります。
下地材の劣化防止
瓦の下にはルーフィング(防水紙)や木材があります。
塗装によって瓦の劣化を防ぐことで、屋根全体の寿命延長にも貢献します。
こんな症状が出ていたら塗装のタイミングかも!
・表面が白っぽく粉を吹いている(チョーキング現象)
・色が褪せてまだらになっている
・瓦の表面にコケ・カビが広がっている
・ひび割れ・剥がれが見られる
・雨漏りが心配な箇所がある
上記のような症状が見られる場合、早めに現地調査を依頼することで、最適なメンテナンス時期を逃さずに済みます。
塗装前に注意すべき3つのポイント
① モニエル瓦は「下地処理」が超重要!
モニエル瓦の表面には「スラリー層」と呼ばれる特殊な着色層があります。
これをしっかり除去せずに塗装すると、すぐに塗膜が剥がれる可能性が非常に高いです。
🔧 施工業者が「高圧洗浄でしっかり除去するかどうか」をチェックしましょう。
② 塗料選びの適正性
瓦の材質によって、使用すべき塗料は異なります。
たとえば、通気性のある塗料、密着性の高い下塗り材など、素材に適した塗装設計ができているかは非常に重要です。
③ 雨漏りしている場合は塗装NG
すでに屋根内部にまで水が入り込んでいる場合は、塗装だけでは対処できません。
この場合は補修や部分葺き替えを先に行いましょう。
「瓦は塗らなくていい」は誤解かも?
よく耳にするのが、「瓦屋根は塗装しなくてもいいんでしょ?」という言葉。
たしかに、粘土瓦は塗装不要です。
しかし、それ以外の瓦については、塗装しないと防水性能が低下し、下地材が傷む原因になることもあります。
つまり、「瓦=塗装不要」は大きな誤解なのです。
瑞穂区で瓦屋根塗装が注目されている理由
名古屋市瑞穂区には、1970〜90年代に建てられた住宅が多く、セメント瓦やモニエル瓦が多く採用されてきました。
このため、築20〜40年を迎えた今、「そろそろ屋根のメンテナンスを」というお声が増えてきています。
また、瑞穂区は緑の多い静かな住宅地が多く、湿気によるコケ・カビの繁殖が起こりやすい傾向も。
早めの対策が、美観と防水性を守るポイントです。
HookPekが瓦屋根塗装で大切にしていること
私たちHookPekは、名古屋市瑞穂区を中心に50年以上、住まいの外装リフォームに携わってきました。
そのなかで、**ただ塗るのではなく「適切な判断」**をもっとも大切にしています。
✅ 無理な提案はしません
「今は塗らなくてもいい」「補修のほうが適している」といった正直なご提案をいたします。
✅ 職人による丁寧な下地処理
スラリー層の除去など、目に見えない工程こそ丁寧に。長く美しく持つ塗装を追求します。
✅ 瑞穂区での実績多数
地域の気候や建物傾向を把握しているからこそ、的確なご提案が可能です。
まずは無料診断から始めませんか?
「うちの瓦って塗装が必要なのかな?」「ひび割れが気になるけど、これって大丈夫?」
そんな疑問がある方は、まずは無料の現地調査をご利用ください。
📞 お電話・フォーム、いずれからでもお気軽にどうぞ!
瓦屋根の塗装のコスト
瓦屋根の塗装にはコストがかかりますが、適切なメンテナンスによって長期的にはコストを抑えることができます。
以下に、一般的なコストの目安を紹介します。
1,材料費
使用する塗料の種類や品質によって異なります。
高耐久の瓦専用塗料は1平方メートルあたり2,000円〜5,000円程度が目安です。
2,施工費
施工費は作業の規模や難易度、施工業者によって異なります。
一般的には1平方メートルあたり3,000円〜8,000円程度が目安です。
3,総費用
瓦屋根全体の塗装修復を行う場合、総費用は約20万円〜100万円程度が一般的です。
見積もりを取って比較し、信頼できる業者を選びましょう。
【まとめ】
・名古屋市瑞穂区での実績が豊富な業者に相談するのが安心
・瓦屋根は「塗装が必要なもの」と「不要なもの」がある
・セメント瓦やモニエル瓦は、定期的な塗装で寿命を延ばせる
・下地処理・塗料選び・状態の判断が成功のカギ
施工事例:成功した瓦屋根塗装事例
ここでは、実際の瓦屋根塗装事例をいくつかご紹介します。
築30年の日本家屋の瓦屋根塗装
背景: Tさんは築30年の日本家屋に住んでおり、瓦屋根の色褪せとコケの発生が目立つようになっていました。瓦の交換は大規模な工事となるため、塗装でのメンテナンスを決断しました。

対応: 瓦専用の高耐久塗料を使用し、下地処理を徹底的に行った後、下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りで施工しました。色褪せが目立っていたため、新しい塗料で瓦の色を復元し、防水性を強化しました。

結果: 屋根全体が新築のように蘇り、家全体の印象も一新されました。Tさんは塗装の仕上がりに大変満足し、再び定期的にメンテナンスを行うことを決意しました。

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