【色々ある】和室の砂壁のリフォームについて

こんにちは。

HookPekの福田です。

弊社は愛知県名古屋市瑞穂区で住宅のメンテナンスを行っております。

和室を独特な風合いにする砂壁の内壁ですが、最近では和室をリフォームする際に砂壁から他の素材への変更を希望するケースが多いようです。

このコラムでは既存の砂壁にどのようなリフォームが出来るのかを解説していきます。

このコラムを読むことで、和室の砂壁をリフォームする際の疑問点を解消できます。

リフォームの知識を増やし、自分にとっての最適なリフォームを選択できるようにしましょう。

砂壁の特徴

砂壁は、色砂を糊液で練って作った粘土質の素材を塗りつけた壁のことです。

主に和室の内壁つかわれています。

土壁と違い、糊材を使うことで表面を固めるため、内装の壁材として適しています。

メリットとして調質性に優れているため、室内の湿度を一定にしてくれます。

砂壁のリフォーム

砂壁は細かい粒を糊剤で固めるため、時間の経過により、表面の砂がぽろぽろと落ちてしまい、掃除の手間が増えるデメリットも持ち合わせています。

またカビやシミが発生すると除去が難しく、汚く見えてしまうこともあります。

そのため、和室のリフォームをする際には砂壁をやめ、違う素材の壁へのリフォームを希望する方も多くいらっしゃいます。

砂壁から違うものにリフォームする場合以下のものがあげられます。

リフォームの種類

1，砂壁の上から塗料を塗るリフォーム方法

最も手軽で安価なリフォームとして、既存の砂壁の上から塗装をする方法があります。

塗料によって表面を固めるため、砂が落ちることを防止し、カビやシミなども隠すことが出来ます。

一方で、砂壁の表面を完全に隠してしまうため、砂壁の特徴である調質性が失われてしまうというデメリットがあることも覚えておきましょう。

2，砂壁の上から壁紙を貼るリフォーム方法

内装の雰囲気をガラリと変えたいのであれば、砂壁の上から壁紙を貼るリフォームもおススメです。

壁紙には多彩な模様があり、和室を洋室に変えたい場合などに最適です。

しかし、砂壁の上から壁紙を貼るリフォームの場合、砂壁の上にベニヤ板を貼るなどの下地処理の手間が増えてしまうため、コストも高くなります。

3，砂壁の上から漆喰、珪藻土を塗るリフォーム方法

漆喰や珪藻土には砂壁と同様に調湿性が備わっているため、砂壁のメリットを生かしたままリフォームをしたい方にはおすすめできます。

部屋の湿度を低い状態にし、カビの発生を抑えることで、呼吸器系の発作が出にくくなった、というケースもあるようです。

家の住環境を気にしている方には、工期やコストが少し上がりますが、弊社としてはおすすめしたいリフォームとなっています。

まとめ

このコラムでは、砂壁のリフォームについて解説しました。

日本に昔から存在する、砂壁には今や一般的になっている、塗装や壁紙にはない性能があります。

どのリフォームも一長一短の特徴を持っていますが、和室の砂壁のリフォームをする際には予算だけでなく、自身のライフスタイルや住環境のこだわりも考えてリフォーム方法を選択することで、後悔のないリフォームをすることが出来ます。

HookPekは愛知県名古屋市瑞穂区を拠点にリフォーム工事を含む住宅のメンテナンスを行っています。

今回お話ししたリフォーム内容について、対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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