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コラムベランダ防水の重要性とメンテナンスについて
ハウスメンテナンス
2023.03.28
こんにちは!HookPekの村上です。
ベランダにメンテナンスが必要なの?と思ったそこのあなた!ベランダの床部分もメン
テナンスが必要です、メンテナンスしないまま放置してしまうと最悪雨漏りにつながっ
てしまうこともあります。本コラムではベランダの劣化症状からメンテナンス方法を書
いていきます。ご自宅のベランダメンテナンスの参考にしてください。
ベランダのメンテナンスが必要な理由
ベランダは、屋根や外壁と同じようにUV(紫外線)や雨などの影響を常に受けています。そのため、ベ
ランダも月日が経つことで、徐々に劣化してしまいます。劣化のサインを見逃したまま放置してしまう
と雨漏りしてしまう可能性が高いです。
新築時は、ベランダの床に防水加工が施されていて、雨水の侵入を防いでくれています。
しかし、この防水効果は永久的に続かず、UV(紫外線)の影響を受け徐々に効果を失ってしまいます。
そのため、劣化部分から建物内部へと水が浸入し、腐食が始まります。
雨漏りの修復工事は腐食具合にもよりますが、進行具合によっては大掛かりな工事となり費用もかなり
高額になってしまうケースもあります。
水の侵入は、家への損害や身体への健康被害を与えてしまうので、定期的にメンテナンスが必要です。
防水工事が必要な劣化サイン
クラック(ひび割れ)
小さくて狭い範囲であってもクラックが入っていたら注意が必要です。徐々に大きく広がっていきます。クラック部分から水が浸入するので早期にメンテナンスしましょう。
剥がれ
劣化が進行すると防水層が徐々に剥離してきます。
見た目も良くないですし、防水層が剥離した部分は下地が剥き出しの状態なので水がしみ込みやすくなっていますので早期にメンテナンスしましょう。
色褪せ
床の色褪せを見つけたらメンテナンス時期が来ています。
膨らんでいる
表層がぷくっと膨らんでいる箇所がないかチェックしましょう。
過去にベランダの防水工事を行っている場合に起こりやすい症状です。
前回の工事でベランダの床が水分を含んでいる状態のまま防水工事を行ったことで、中の水分が逃げ場を失ってしまったのが原因です。
防水工事はベランダの床がしっかり乾いているときに行うのが重要です。もし、雨漏りや防水層の劣化で水分を含んでいる場合には、通気緩衝工法での防水工事を行いましょう。
防水工事の種類について
ベランダ防水の工事にはウレタン防水、FRP防水、シート防水の3種類があるのでそれぞれの用途によって選択する必要があります。
ウレタン防水(耐用年数:7~15年)
ウレタン防水は液状なので複雑な形状や狭い部分にも施工できます。しかし、防水材を均一に塗装するためには技術と経験が必要となり、施工する職人によって仕上がりが変化します。
FRP防水(耐用年数:10~12年)
新築物件のベランダではFRP防水が採用されていることが多いです。
下地の上に強度の高いガラスマットを敷きその上に液状の防水材を塗布する施工となります。FRP防水は耐久性に優れているのでベランダにテーブルや椅子を置いたりする場合に良いです。
シート防水(耐用年数:15~20年)
シート防水はベランダの床部分に防水シートを敷くことで防水効果を得る手法です。
防水シートは工場で作られているので品質にムラが出づらいのが特徴です。
ただし、防水シートを貼り付けて行う施工のため下地が凸凹しているような複雑な形状の部分には残念ながら施工することができません。
ベランダは狭いスペースですが劣化すると直接雨漏りに繋がってしまう重要な箇所です。雨漏りしてしまう前にメンテナンスしましょう。
HookPekでは名古屋市瑞穂区を中心に防水工事から外壁塗装まで様々なハウスメンテナンスのご相談を受け付けております。自身で判断がつかない場合は「住宅メンテナンス診断士」の資格を有するスタッフが点検に伺いますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。
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