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コラム台風後の住宅の破損について
ハウスメンテナンス
2023.08.09
こんにちは。HookPekの福田です。
台風のシーズンが到来し、よく被害のニュースを目にします。
台風は日本にとって避けられない自然災害の一つです。毎年、多くの台風が日本の各地を襲い、その強風や大雨により多くの住宅が破損します。
特に、戸建て住宅は破損のリスクが高いです。
今回は、台風の後に生じやすい戸建て住宅の破損について説明します。
屋根の破損
台風の強風により、瓦や屋根材が飛ばされることが多々あります。瓦が割れたり、屋根材がはがれたりすると、雨水が家の中に入り込み、漏水によって天井や壁、床などに大きな損害を与える可能性があります。
屋根は自分では被害を見つけることが難しいですが、注意が必要です。
窓ガラスの破損
強風や飛来する物により、窓ガラスが割れたり、窓枠が歪んだりすることがあります。窓が破損すると、風や雨が家の中に入り込み、室内の家具や家電製品にも損害を与えるリスクが高まります。
強風の際は雨戸やシャッターをしめて対策することが大切です。
外壁の損傷
強風や飛来する物が衝突することで、外壁の塗装がはがれたり、クラック(亀裂)が入ったりすることがよくあります。
クラックが発生すると長期的には雨水の浸入を招き、家の耐久性や断熱性が低下するリスクが考えられます。
屋根と同様に損傷がないか注意をすることが大切です。
倒木や飛来物によるダメージ
台風の強風は、近くの木や物を飛ばす力があります。
これらの物が家に直撃すると、家の壁や屋根、窓などに大きなダメージを与えることがあります。
水害
台風の大雨は、周辺地域の排水設備を超えて浸水することがあります。
特に、低地や河川近くの住宅は、浸水のリスクが高いです。
浸水すると、床や壁、家具などの損害はもちろん、電気設備のショートや経済的損失が生じることもあります。
床下の浸水は発見しにくいので湿気などに注意をして発見に努めましょう。
まとめ
台風の影響を最小限に抑えるためには、事前の準備と確認が重要です。
定期的な住宅の点検や、窓の補強、排水溝の掃除など、日頃からのメンテナンスを心掛けましょう。
また、台風の接近時には、しっかりと家の周りの危険物を片付けることで、飛来物によるダメージを避けることができます。
最後に、台風が去った後は、安全を確認しながら早急に住宅の点検を行い、必要に応じて修復作業を始めることが大切です。安全第一で、台風の被害から家と家族を守りましょう。
HookPekは名古屋市瑞穂区を拠点に、住宅のメンテナンスを行っています。
メンテナンス診断士の資格を持つスタッフが診断も行いますのでお気軽にお声がけください!
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