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コラム外壁塗装の手抜き工事の見極め方をご紹介します!
外壁塗装
2023.03.14
こんにちは!(株)HookPekの村上です。
外壁塗装は雨やカビなどから、お家を守ってくれる大切なものです。
もし外壁塗装がなければ、雨漏りやカビ、コケの繁殖などの問題が生じます。
家の美観を保つだけでなく、我々の健康を守るためにも、外壁塗装は欠かせないものです。
外壁塗装は高度な技術が必要なため、職人さんが行います。
知識、経験、技術があるからこそ、適材適所に塗料を選択し、ムラなく均一に塗装することができます。
中には知識と技術を悪用し、素人にはわからない部分で手抜き工事をする業者がいることも事実です。
今回のコラムでは、具体的な手抜きの手口を解説いたします。 ぜひ自宅、会社の外壁塗装を行う際の参考にしてください。
実際によくある手抜き工事
手抜きの悪質な点は、素人目にはほぼほぼわかりらないところです。
完全に塗装が終わってしまうと、プロの目でもわかりづらい手抜きも存在します。
しかし、代表的な手抜きの手口を知ることで、塗装の前後で業者に対して確認、指摘ができます。
特にポイントとなる手抜きの手口を、まとめて紹介いたします。
塗装回数を少なくする
外壁塗装は一般的に3回塗装をします。
下塗りは、次に塗装される中塗りと外壁を密着させる役目を果たします。
いきなり外壁に上塗り剤を塗装しても、数年で劣化しまが、下塗りを行うことで塗料・下塗り材・外壁がしっかりと密着するようになります。
また、下塗りのあとに、中塗り・上塗りと、2回塗装を行います。
これは、十分な機能を発揮するために必要な塗料の厚さが、1回の塗装ではできないためです。
中塗りを行ってから乾燥させ、再び同じ塗料で上塗りを行います。
このようにすることで、選ぶ塗料にもよりますが10年程度は美しい状態を保つことが出きます。
塗料や塗装する場所によって異なりますが、外壁塗装は3回塗りが基本となります。
下塗りを行わなかったり中塗りだけで済ませてしまったりすると、塗料が本来の性能を発揮できなくなり、劣化が早く訪れて再度塗装が必要になります。
雨・雪でも作業を行う
外壁に使われる塗料は、メーカーが品質を保証する気温や湿度が設定されています。
正しい条件のもと塗装をすることで、塗料は本来の性能を発揮します。
そのため、基本的に雨や雪の日など、悪天候のときには塗装作業はできません。
中には短い工期で利益をあげるために、天候に関係なく塗装を行う業者もいますので注意が必要です。
悪天候で塗装作業を行うと、塗料が薄まってしまいますし、乾燥も十分にできません塗料メーカー指定
の湿度や乾燥時間を置かずに塗装された外壁は、耐久力に欠け、数年で塗装面が剥げてくる可能性非常
に高いです。
養生を省く
外壁塗装にとって養生必ず必要なものになります。養生とは、塗装の際に塗料が、本来の場所以外に付
着するのを防ぐために行うものとなります。一般的によく使われるものは、薄いテープやビニールシー
ト、細かい場所ではマスキングテープなどがあります。養生をしっかり行わないと、花壇や車に外壁塗
料が付着たり、隣家にまで塗料が飛散します。ご近所トラブルに発展する可能性もあります。塗料が付
着しそうな場所全てにビニールやテープを貼っていき、しっかりと養生をするからこそ、美しい仕上が
りにつながります。
簡易足場で作業する
塗装は基本的に2階部分や、屋根にも必要です。そのため、人の身長より高い部分を塗装するときには足場を組む必要があります。しっかりとした足場を組むことで、安定した姿勢で、均一に塗装をすることできます。しかしながら足場は、組み立てる手間だけではなく、基材の運搬や解体にも費用が発生します。そのため、節約する目的で少ない基材で足場を作って、塗装をする業者には注意が必要です。
足場は、塗装面の品質以外に職人の安全確保や、しっかりとした養生をするために必要なものになります。
塗料の偽装
外壁塗装に使用する塗料を選ぶ場合、色で決めているわけではありません。外壁材の種類や塗装に必要
な予算、周囲の環境などを考えて、総合的に決定します。様々なメーカーから塗料が発売されていま
す。それぞれの塗料にメリット・デメリットがあり、全てにおいて最高とされている塗料はありませ
ん。しかし、中には見積書の記載されている塗料と、実際の塗装に使われている塗料を変えて行う業者
もいます。高価な塗料を使う見積書を提示し、実際には安価な塗料を使うことで、利益を出す業者がい
たケースもあります。塗料の偽装を防ぐには、塗料が入っている品名と見積書の品名が一致するか、確
認することが一番です。
全体的に雑な作業をする
塗装は繊細な作業の積み重ねです。細かな部分まで丁寧に塗装することで、雨の侵入やカビが繁殖する
可能性を下げます。しかし、全体的に雑な作業をする業者もいます。例えば、高所や、極端に低い場所
の塗り残し、入り組んでいる部分などの、仕上がり不足。また、窓枠や目地に使われているコーキング
材を打ち直さず、そのまま上から塗装を行うなどがあります。塗装作業中にずっと見張っているわけに
もいきませんが完成後に気づいた場合はすぐに施工業者に連絡をして、適切な処置をとってもらいまし
ょう。
HookPekでは名古屋市瑞穂区を中心に外壁塗装等のハウスメンテナンスの相談を受け付けています。
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