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コラム【水切りって何?】水切り塗装が必要な理由を解説します。
外壁塗装
2023.05.27
こんにちは!HookPek村上です。
外壁塗装工事は外壁の塗装以外にも付帯部塗装が同時に行われることが多いと思います。
その中に水切り塗装という項目があります。水切り塗装って何だろうとわからない人もいるでしょう。
今回は水切りとは何かと水切り塗装が必要な理由と水切り塗装が不要な素材について解説していきま
す。
そもそも水切りの役目とは
水切りとは外壁材と基礎巾木(コンクリート)の間にある板金のことを言います。
物件によっては外壁の帯板部分や窓サッシの下に水切りがあることもあります。
水きりの役目としては基礎巾木が雨水に濡れないようにすることです。外壁から流れてきた雨をトラッ
プする役目を果たしています。
水切りがないと基礎コンクリートが雨水を吸水しやすくなってしまい、床下に湿気がこもります。する
と、シロアリが近寄って来やすい家となり、シロアリ被害に遭う可能性が高くなります。水切りはシロ
アリ被害を防ぐのに欠かすことができないものです。
水切りを塗装する理由は
なぜ外壁塗装工事の際に水切りの塗装も必要になのでしょうか?
理由として2つほどあります。
サビやUVから部材を守るため
水切り塗装が必要な理由の1つ目はサビやUVから水切りの部材を守るためになります。
水切りは塩ビ鋼板・スチール・塩化ビニルのいずれかでできている場合が多いです。
塩ビ鋼板またはスチールは塗装をしないとサビが発生しやすい材質のため、劣化させないために塗装工
事が必要となります。
塩化ビニルは錆が発生しない素材ですがUVに当たることによって経年劣化してしまうため、塗装工事で
UVから素材を守る必要があります。
このように材質によって塗装する理由は違いますが、どちらも塗装が必須な材質です。
家の美観を守るため
水切り塗装が必要な理由の2つ目は、家の美観を守るためです。
外壁材のみの塗装だと塗装し直さなかった付帯物の劣化が悪目立ちしてせっかく塗り替えたのに残念な
仕上がりになります。
雨樋の錆びや破風板の劣化など、水切りだけに関わらず付帯物の劣化が浮き彫りになってしまいます。
家全体の美観を保つために付帯部の塗装は必須だと思います。
塗装が要らない水切り
水切りの中には塗装が不要な材質もあります。
銅
銅は塗料の密着度が弱いので塗装工事をしても塗料が剥がれてしまう可能性が高いので塗装したところ
であまり意味がありません。
アルミニウム
アルミニウムも銅製の水きりと同じ理由で塗装工事が要らない素材です。
塗装をしても塗料が剥がれてしまいます。
銅製・アルミニウム製の水きりは、スチール製よりも錆びが目立ちません。丈夫であることが強みで
す。傷がついてしまうとサビの原因になりますので注意が必要です。
水切り塗装の注意点
水切り塗装ではいくつか注意が必要です。
・DIY塗装をしない
水切り塗装には、塗装技術が必要となります。綺麗に塗装しにくい場所のため、DIY塗装はおすすめしま
せん。
・サビ止めをいれて塗装をする
サビ止めを使用しないで塗装すると錆びが広がる原因となるので使用しましょう。
・水切りに使われている材質に適した塗料を使う
材質によって塗料を使い分ける必要があります。
水切りに使われている素材に適した専用の塗料を必ず使いましょう。
以上が水切り塗装についてになります。水切りとは何かその重要性や塗装の必要性について理解いただ
けたと思います。
HookPekでは名古屋市瑞穂区を中心に塗装の相談を受け付けています。お客さんに寄り添ったプランを
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