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コラム

【1液型?2液型?】塗料について解説します。

外壁塗装

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塗料の「1液型」「2液型」は、耐久性の順位ではなく、製品をどのように供給し、どのように硬化させるかを表す分類です。1液型は一つの容器の材料を撹拌し、必要に応じて指定の水やシンナーで希釈して使用します。2液型は、主剤と硬化剤を製品指定の比率で混合して使用します。

2液型は混合後に化学反応が進むため、使用できる時間である「可使時間」があります。ただし、1液型にも反応硬化形や高耐候製品があり、2液型だから常に長持ちするとは限りません。外壁材、鉄部、屋根、木部、床などへの適用は、液型ではなく製品の仕様と下塗りを確認して判断します。

この記事では、1液型と2液型の違い、混合比の読み方、可使時間、硬化不良の原因、残った塗料の扱い、見積書と施工記録で確認したい項目を解説します。

この記事の結論

  • 1液・2液は、塗料の樹脂グレードや耐久性を直接表す順位ではありません。
  • 1液型にも水性・弱溶剤、ウレタン・シリコン・無機系などがあり、反応硬化によって高い性能を持つ製品があります。
  • 2液型は主剤と硬化剤を混合し、反応によって塗膜を形成します。混合後は可使時間内に使用します。
  • 混合比は「必ず重量比」とは限りません。容器・カタログ・施工要領書に記載された重量比、容量比、セット比を優先します。
  • 硬化剤を多く入れても早く・強く硬化するとは限りません。比率が違うと硬化不良、塗膜性能低下、艶・色・作業性不良につながります。
  • 2液型だから鉄・アルミ・ステンレスへ直接塗れるわけではありません。素材に合う下塗りと表面処理が必要です。
  • 1液型の残材も「半年~1年使える」とは限りません。開封後は密栓・保管条件・使用期限を守り、状態確認なしに再使用しません。
  • 混合済みの2液型塗料は、見た目が流動していても可使時間を過ぎたら使用しません。
  • 見積書では、商品名、1液・2液、水性・弱溶剤、主剤・硬化剤、下塗り、標準使用量を確認します。
  • 施工記録では、気温・湿度、調合、ロット、塗布量、塗り重ね時間、廃棄量を確認できると品質管理に役立ちます。

この記事はこんな方に向いています

  • 1液型と2液型のどちらを選べばよいか迷っている
  • 2液型の方が必ず長持ちするのか知りたい
  • 塗料缶にある主剤・硬化剤・混合比の意味を知りたい
  • 見積書に1液・2液が書かれておらず比較できない
  • 施工後に塗膜がべたつく、柔らかい、艶が違う
  • 余った塗料を次の工事へ使用できるか知りたい
  • 業者が適切に調合・撹拌しているか確認したい
  • DIYで業務用2液塗料を使う危険性を知りたい
業務用2液塗料の小分け調合や吹付けは、住まい手のDIYにはおすすめしません。製品によって溶剤・硬化剤・イソシアネート等を含むため、SDS、換気、火気、保護具、廃棄管理が必要です。

1液型・2液型とは

1液型

一つの容器で供給され、主剤と硬化剤を現場で計量混合しない塗料です。ただし、「缶を開けてそのまま塗る」という意味ではありません。顔料や艶消し剤が沈んでいる場合があるため、使用前に十分な撹拌が必要です。製品によっては指定の水・シンナーで希釈します。

1液型でも、乾燥中に空気中の水分・酸素等と反応するタイプや、塗膜形成後に架橋する反応硬化形があります。日本ペイントの1液ファインウレタンU100は「1液反応硬化形」、エスケー化研の水性プレミアム無機は1液タイプでありながら超耐候性を特徴としています。

2液型

主剤と硬化剤を使用直前に混合する塗料です。混合すると反応が始まり、一定時間後には粘度上昇や硬化が進みます。製品によって、混合後すぐ塗るもの、撹拌後に所定時間置くもの、温度別に可使時間が設定されるものがあります。

1液=乾燥だけ、2液=化学反応という単純な区別ではありません。1液にも反応硬化形があり、製品ごとの硬化機構を確認します。

水性・弱溶剤・樹脂の種類とは別の分類

分類軸主な区分何を表すか
液型1液・2液・多液現場で構成材料を混合するか
溶媒水性・弱溶剤・強溶剤・無溶剤希釈・施工環境・旧塗膜への影響等
樹脂・バインダーアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機有機複合等塗膜の基本的な性質
用途外壁、屋根、鉄部、木部、床、防水等適用部位と必要性能
機能低汚染、遮熱、弾性、防錆、耐薬品等付加性能

日本ペイントの外装用製品一覧では、水性1液のシリコン・フッ素・ウレタンと、弱溶剤2液のシリコン・フッ素・ウレタンが併存しています。したがって「シリコンなら2液」「水性なら1液」とも限りません。

1液型・2液型の比較

比較項目1液型2液型
構成一つの容器で供給主剤・硬化剤等を別容器で供給
施工前作業十分な撹拌、必要に応じ希釈各成分の撹拌、正確な計量・混合、再撹拌、必要に応じ熟成・希釈
可使時間通常は2液のような混合後可使時間はないが、開封・温度・湿気・皮張り等の制限あり混合後の可使時間あり。温度で変わる
材料ロス必要量を取り出しやすい製品が多い混合した分は可使時間内に使い切る必要
調合ミス主剤・硬化剤の比率ミスはない混合比・撹拌不足・成分取り違えによる硬化不良リスク
性能高耐候・低汚染・防錆等を持つ製品もある高付着・高耐候・耐薬品等を持つ製品が多いが、製品ごとに異なる
適用下地製品と下塗りで決まる製品と下塗りで決まる
向いている工事小分け作業、補修、一般住宅外壁・付帯部等で扱いやすい高性能仕様、鉄部・床・工業用途等で選ばれることがある
品質管理撹拌、希釈、使用量、乾燥を管理左記に加え、主剤・硬化剤、比率、混合時刻、可使時間を管理

2液型が常に優れているとは限らない

2液型は、主剤と硬化剤の反応により緻密な塗膜、高い付着性・耐薬品性・耐候性等を設計しやすい製品があります。しかし、次の理由から「2液型を選べば必ず正解」とは言えません。

  • 1液型にも高耐候・無機系・ラジカル制御等の製品がある
  • 下地や旧塗膜に2液弱溶剤が適さない場合がある
  • 少量・複雑形状では、可使時間内に使い切れず材料ロスが増える
  • 調合・撹拌・温湿度管理が悪いと、製品本来の性能が出ない
  • 2液の上塗りでも、下塗り選定・素地調整が不適切なら剥離する
  • 住宅の臭気・換気・工程条件によって水性1液が適することがある

同じウレタン系でも1液・2液がある

日本ペイントには、弱溶剤1液反応硬化形の「1液ファインウレタンU100」と、弱溶剤2液形の「ファインウレタンU100」があります。両方とも外壁・鉄部・木部等へ幅広く使用されますが、荷姿、調合、規格、適用仕様は異なります。

同じシリコン系でも1液・2液がある

エスケー化研では、水性1液の「エスケープレミアムシリコン」と、弱溶剤2液の「クリーンマイルドシリコン」があります。樹脂名だけで液型を決めず、見積書の商品名まで確認します。

混合比は重量・容量・セット表示を確認

現行記事では「2液型の混合比は重量比」と説明していましたが、すべての製品へ一律には当てはまりません。建築塗料では重量比の指定が多く、エスケー化研のクリーンマイルドシリコンでは主剤100に対して硬化剤11.1という重量比が示されています。一方、別分野や別製品では容量比・セット混合等の表示もあるため、容器・カタログ・施工要領書を優先します。

表示例意味注意点
主剤100:硬化剤11.1(重量比)質量を基準に計量リットル換算しない。校正された秤を使用
主剤4:硬化剤1(容量比)体積を基準に計量重量比と取り違えず、専用計量容器を使用
主剤13.5kg+硬化剤1.5kg工場出荷のセット比全量混合が基本か、小分け可能かを確認
硬化剤A・弾性硬化剤・防錆形硬化剤硬化剤により機能・比率が変わる場合同じ商品名でも硬化剤を取り違えない
硬化剤を目分量で入れたり、「早く乾かしたいから多め」に入れたりしてはいけません。反応する成分の比率が崩れ、未反応成分、べたつき、脆さ、艶不良、密着低下の原因になります。

可使時間・熟成時間・塗り重ね時間の違い

用語意味確認事項
可使時間・ポットライフ主剤と硬化剤を混合してから、規定性能で施工できる時間製品、温度、混合量で変わる。粘度だけで判断しない
熟成時間・誘導時間混合後、塗装開始前に置く必要がある時間製品に指定がある場合だけ実施
指触乾燥表面へ軽く触れて塗料が付着しにくくなる目安内部硬化・塗り重ね可能とは別
塗り重ね時間次工程を施工できる最短・最長時間早過ぎ・遅過ぎの両方で密着不良の可能性
最終養生雨、歩行、車両、薬品等へ開放できるまでの時間床・防水・工業塗装では特に重要

クリーンマイルドシリコン等の公式カタログでは、23℃で可使時間5時間が示されています。これはすべての2液塗料に共通する時間ではありません。一般に温度が高いと反応が速くなるため、夏は短く、低温時は硬化が遅くなることがあります。採用製品の温度別表を確認します。

可使時間を過ぎた塗料は、見た目がさらさらしていても使用しません。反応が進み、塗りやすさや塗膜性能が規定外になっている場合があります。

2液型塗料を使用する基本手順

  1. 製品・硬化剤・色・ロットを照合する
    同じシリーズでも標準・弾性・防錆等の硬化剤を取り違えないよう確認します。
  2. 気温・湿度・下地を確認する
    雨、結露、低温、高湿度、強風、下地水分を確認します。
  3. 主剤を単独で撹拌する
    顔料・艶消し剤・樹脂を缶底まで均一にします。
  4. 硬化剤を確認する
    沈降や分離がある製品は仕様に従って撹拌します。
  5. 指定比率で計量・混合する
    全量セットまたは許可された小分け方法で行います。
  6. 缶底・側面を含めて十分に撹拌する
    機械撹拌を基本とし、混ぜ残しを防ぎます。
  7. 必要に応じ別容器へ移して再撹拌する
    容器の隅に未混合成分を残さないようにします。
  8. 熟成時間と希釈を確認する
    混合後に置く時間、指定シンナー、水、希釈率を守ります。
  9. 混合時刻を記録する
    容器へ時刻・工区・色を表示し、可使時間内で使用します。
  10. 規定使用量・塗り重ね時間を守る
    残った混合済み材料は次回へ持ち越しません。

硬化不良・仕上がり不良の主な原因

症状主な原因候補確認すること
塗膜がべたつく・柔らかい混合比違い、撹拌不足、低温、厚塗り、別硬化剤、可塑剤等材料・比率・混合時刻・温度・下地
部分的に硬化しない缶底・側面の未混合成分、撹拌むら撹拌機、移し替え、容器の使い方
短時間で粘度が上がる高温、大量混合、可使時間超過、硬化剤誤り温度別可使時間、一回の混合量
艶・色が場所で違う調合、希釈、ロット、膜厚、乾燥、補修方法の違い工区別記録と施工条件
剥がれる・密着しない下地処理不足、旧塗膜不適合、水分、油、下塗り不適合液型より下地・仕様を優先して調査
白化・くもり高湿度、結露、降雨、溶剤・硬化反応への水分影響施工時・乾燥中の天候と養生
ひび割れ・脆い過厚膜、下地の動き、比率不良、塗り重ね不良膜厚、下地、混合・工程

硬化不良が疑われる場合は、上から別の塗料を塗って隠しません。未硬化塗膜の除去範囲、下地への浸透、溶剤影響を確認し、メーカー・販売店と補修仕様を決めます。

残った塗料・開封後の保管

1液型の残材

現行記事では「半年~1年程度使用できる」としていましたが、開封後の保管可能期間を一律には決められません。製品の使用期限、開封日、保管温度、密栓状態、水・異物の混入、皮張り・ゲル化・沈降を確認します。日本ペイントの製品資料には、開封後は一度に使い切り、やむを得ず保管する場合は密栓して冷暗所で保存し、速やかに使い切るよう記載があります。

2液型の残材

混合済み材料は、可使時間を過ぎたら再使用できません。シンナーを足して粘度を下げても反応状態は戻りません。未混合の主剤・硬化剤は、製品の使用期限・開封後条件に従います。硬化剤が湿気で反応する製品もあるため、密栓が必要です。

反応中の2液塗料を密閉容器へ大量に戻したり、一般ごみへ液体のまま出したりしないでください。販売店、メーカー、産業廃棄物処理、自治体のルールに従います。

外壁・屋根・鉄部・木部・床での判断

部位1液・2液の選び方液型より優先する項目
外壁水性1液・弱溶剤1液・弱溶剤2液等から選定外壁材、旧塗膜、下塗り、透湿、低汚染、臭気
屋根1液・2液の屋根専用品から選定屋根材、表面温度、下地強度、縁切り、遮熱、雨前養生
鉄部・金属1液・2液とも製品ありケレン、錆、金属種類、さび止め、旧塗膜、塩害
木部1液木部用・2液クリヤー等から選定腐朽、水分、樹種、旧塗膜、浸透・造膜、木の動き
床・塗り床2液エポキシ・硬質ウレタン等が多いが1液薄膜もある下地水分・油・荷重・薬品・熱水・可使・開放時間
FRP・硬質塩ビ1液・2液の適合製品から選定目粗し、素材種類、試験施工、専用プライマー
「2液型なら金属にも塗れる」という判断は誤りです。日本ペイントの1液ファインウレタンU100も鉄・アルミ・ステンレス等を素材欄に挙げています。一方、製品資料では鉄部へ適切なさび止め下塗りが必要とされています。

見積書・施工記録で確認すること

見積書

  • メーカー名・正式商品名・色・艶
  • 水性・弱溶剤・強溶剤
  • 1液・2液
  • 主剤・硬化剤のセット容量
  • 外壁・屋根・鉄部・木部等の適用
  • 下塗り・中塗り・上塗りの商品名
  • 標準使用量・塗り回数
  • 塗装面積と必要セット数
  • 旧塗膜・下地との適合
  • 施工条件・塗り重ね時間

施工記録

  • 使用した主剤・硬化剤・ロット
  • 工区・色・艶
  • 混合比と一回の調合量
  • 混合開始時刻と使用終了時刻
  • 気温・湿度・天候
  • 希釈剤と希釈率
  • 使用缶数・残材量
  • 各工程の施工日・塗り重ね間隔
  • 製品変更・硬化剤変更の有無

すべての住宅工事で詳細な調合表を提出するとは限りませんが、2液型を採用する場合は、少なくとも商品名、セット構成、調合管理、可使時間を説明できる業者を選びます。

住まい手が確認できる品質管理

住まい手が現場で硬化剤の量を測定する必要はありません。次のような説明・記録があるかを確認します。

  • 見積書に「シリコン塗料」だけでなく商品名が書かれている
  • 1液・2液と、その選定理由を説明している
  • 2液型では主剤と専用硬化剤をセットで使用している
  • 缶や容器へ混合時刻・工区を表示している
  • 一度に大量に混ぜ過ぎず、気温と可使時間を考えて調合している
  • 余った混合済み塗料を翌日使用しない
  • 指定外の硬化剤・シンナーを使用しない
  • 工程ごとの使用缶数・塗装箇所が説明できる
  • べたつき・艶むら等があれば、原因を確認してから補修する

一方、容器が1缶だけ見えるから1液、2缶あるから2液と断定できません。下塗り材・添加剤・調色材を含め複数缶になる場合や、工場で計量済みセットを使用する場合があります。

HookPekの対応範囲・施工事例・地域案内

HookPekでは、1液・2液という言葉だけで塗料を選ばず、外壁材・屋根材・鉄部・木部、旧塗膜、下塗り、臭気、工期、仕上がり希望を確認します。2液型を使用する場合は、主剤・硬化剤・調合・可使時間を製品仕様に合わせて管理します。

次の施工事例は、公開ページだけではすべての上塗り材の液型・調合記録を表示していないため、「2液型を使用した実績」と断定するものではありません。樹脂名だけで選ばず、下地補修・屋根と外壁・クリヤー仕上げなど、部位に合わせて仕様を分けた参考事例として掲載しています。

塗料仕様選びの参考施工事例

名古屋市瑞穂区|外壁のひび割れ補修と無機塗料仕上げ

塗料の液型だけでなく、先にひび割れ・下地を補修し、外壁の状態に合わせて仕上げを選ぶ参考事例です。

名古屋市南区|外壁・屋根のフッ素塗装

外壁と屋根は同じ建物でも下地・温度・必要機能が異なります。部位ごとの塗装仕様を分ける参考事例です。

名古屋市中川区|サイディングのフッ素系クリヤー塗装

既存サイディングの柄を残すクリヤー仕上げの事例です。商品・下地・既存塗膜の適合を優先する例として掲載しています。

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1液・2液の違いや見積書の塗料仕様が分からない方へ

塗装する部位、外壁・屋根・鉄部等の下地、見積書の商品名、1液・2液の表示、施工時期、現在の塗膜のべたつき・剥がれなど、分かる範囲でお問い合わせください。液型だけでなく、下塗り・既存塗膜・施工条件を含めて確認します。

よくある質問・公式参考情報・執筆者

Q1.1液型は硬化剤を使わないため、耐久性が低いですか?

一律には言えません。1液型にも反応硬化形、高耐候シリコン、無機系等があります。商品ごとの規格・耐候性・適用下地を比較します。

Q2.2液型なら外壁・屋根・鉄部のすべてへ塗れますか?

塗れません。部位・素材・旧塗膜・下塗りへの適合が必要です。鉄部でもケレンとさび止めが必要な製品があります。

Q3.2液型の混合比は重量比ですか?

重量比の建築塗料は多いですが、製品表示を優先します。容量比やセット混合の製品もあるため、重量とリットルを自己判断で換算しません。

Q4.硬化剤を多めに入れれば早く乾きますか?

入れてはいけません。反応比率が崩れ、未硬化、脆化、べたつき、艶・密着不良等が起こる場合があります。

Q5.可使時間を過ぎても、塗料が固まっていなければ使えますか?

使用しません。見た目の粘度だけでは塗膜性能を判断できず、反応は進んでいます。製品指定の可使時間内で使い切ります。

Q6.2液型塗料を混ぜた翌日に使えますか?

通常は使えません。混合後は可使時間があり、翌日へ持ち越さないのが原則です。未混合の主剤・硬化剤は保管条件と期限を確認します。

Q7.1液型の余りは半年~1年保管できますか?

一律には保証できません。開封後は異物・水分・皮張り・ゲル化等の影響があるため、メーカー表示に従い、密栓・冷暗所で保管して速やかに使い切ります。

Q8.水性塗料はすべて1液型ですか?

違います。水性1液・水性2液の両方があります。弱溶剤にも1液・2液があります。

Q9.施工後に塗膜がべたつく場合は混合ミスですか?

混合比・撹拌不足の可能性はありますが、低温、厚塗り、下地、可塑剤、乾燥不足等も考えられます。原因を調べず上塗りしません。

Q10.見積書には1液・2液を書いてもらうべきですか?

商品名が分かればメーカー資料で確認できますが、比較しやすくするため、水性・弱溶剤、1液・2液、下塗り、塗り回数まで説明を受けると安心です。

公式参考情報

この記事は、現行記事に加え、日本ペイント、エスケー化研、関西ペイントの製品資料・技術情報を確認して作成しています。実際の混合比、可使時間、施工条件、安全対策は、採用製品の最新容器表示、カタログ、施工要領書、SDSを優先してください。

株式会社HookPek代表 福田

執筆・監修

株式会社HookPek 代表 福田
住宅メンテナンス診断士

名古屋市瑞穂区を拠点に、外壁・屋根・鉄部・木部・防水塗装に対応しています。塗料選定では、1液・2液という分類だけで優劣を決めず、下地、旧塗膜、下塗り、施工条件を確認し、2液型を使用する場合は主剤・硬化剤・混合時刻・可使時間を管理することを大切にしています。

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