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コラムこれが大事!工場の床塗装で重要なポイントを解説!
2023.04.18
こんにちは!
HookPekの福田です!
戸建をお持ちの方だけではなく、製造系の会社様からもご依頼を頂くことがあります。
そのなかで「工場の床を自分たちで塗装したけど、すぐに剥がれてしまう」というお悩みをよく聞きます。
そこで今回はお家の塗装ではなく、工場内の床塗装について解説していきたいと思います。
床の塗装は剥がれやすい
まず覚えておいていただきたいのが、床の塗装は剝がれやすいということです。
床は常に歩いたり、ものを置く、引きずるなどの状況が発生します。
特に工場の場合は置く者が重たかったり、リフトが走ったりします。
そうなると壁や屋根に比べて衝撃を受けやすく、ダメージを受けやすいため、必然的に床面は劣化が進行しやすくなってしまいます。
じゃあ床は塗装しても意味ないの?
そうなると塗装をしても無意味と感じる方もいるかもしれません。
しかし、それは誤りです。
なぜなら塗装をする目的は床自体を保護することにあるからです。
むしろ定期的に補修や塗装を行うことで、工場自体の劣化を抑制することに繋がります。
すぐ剥がれてしまう原因とは
とはいえせっかく塗装するのであれば少しでも長持ちさせたいですよね。
床の塗装がすぐに剥がれてしまう場合、塗装のプロセスにも原因がある可能性があります。
塗装がすぐに剥がれてしまう原因に
・塗装する面(以下被塗装面と呼びます)の清掃が十分ではない。
・塗装する塗料の選択が間違っている。
・塗料の希釈比率や膜厚に誤りがある。
ひとつずつ説明していきます。
被塗装面の清掃が十分ではない。
一番原因として挙げられるのが、清掃不十分での塗装です。
床には砂やホコリなどが溜まっています。
そういったものが残った状態で塗装すると被塗装面と塗料の密着不良の原因となり、剥がれを引き起こします。
また工場では薬品や機械油などがこぼれていたり、飛散して床に付着していることもあります。
そういったものは目に見えづらいですが、やはり密着の妨げに繋がります。
クリーナーや洗浄用のシンナーなどを使用し、なるべく除去してから塗装を行ってください。
塗装する塗料の選択が間違っている。
一言に床用の塗料と言っても摩耗に強かったり、耐衝撃、耐薬品性(衝撃や薬品に耐性があること)の塗料などがあります。
また水性塗料(水で希釈する塗料)や溶剤塗料(シンナーで希釈する塗料)などでも効果に違いがあります。
例えば人が往来したり、リフトを使用するのであればエポキシ系の塗料を選択するなど工場の生産に合わせた塗料の選択が重要になってきます。
塗料販売店などに相談して適切な塗料を検討してみてください。
塗料の希釈比率や膜厚に誤りがある。
適切な塗料を選択したからと言って、それで完ぺきではありません。
塗料にはそれぞれ適切な希釈率(水やシンナーで希釈する際に推奨される塗料との比率)があります。
希釈比率を超えて希釈してしまうと、推奨された膜厚(被塗装物に付着する塗料の厚さ)が確保できず、塗料本来の効果が発揮できない可能性があります。
カタログなどに記載されている希釈率をまもって丁寧に塗装してください。
以上の事に気を付けると床の塗装の寿命に違いが出てくると思います。
HookPekでは名古屋市瑞穂区を中心に、住宅をはじめとする塗装を行っております。
工場の床の塗装も塗料販売店の打ち合わせからしっかり行いますので、お気軽にご相談ください。
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