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コラム片流れ屋根の雨漏りは予防できる!早めの診断と再塗装がおすすめ
屋根塗装
2022.06.15
「片流れ屋根は雨漏りしやすいと聞いた…。」
最近よく見かける片流れ屋根は、スタイリッシュな見た目で人気があります。しかし、残念ながら片流れ屋根が雨漏りしやすいのは事実です。
しかし、しっかりと対策することで、雨漏りを起こさずに過ごすことができます。
本記事では、片流れ屋根が雨漏りしやすい原因と対策を紹介します。
片流れ屋根は雨漏りしやすい
片流れ屋根とは、一方向のみに傾いている屋根です。
おしゃれでスタイリッシュな見た目から、人気があります。
「新築で発生した雨漏りトラブルの約75%」
が片流れ屋根で発生しているというデータもあり、雨漏りリスクがあるのは間違いありません。
片流れ屋根が雨漏りする原因
片流れ屋根住宅の多くは、軒先が極端に短いのが特徴です。
そのため、外壁部分や外壁と軒下の継ぎ目の部分が雨風にさらされるリスクが高まります。
雨風の影響を受ける面積が広くなることが、雨漏りする原因だといえるでしょう。
また雨樋が軒先側の一箇所にしか設置されていないことも、雨漏りしやすい原因です。
雨樋が早期に劣化するので、屋根や外壁の取り合い部分に負荷がかかり、雨漏りしやすくなります。
片流れ屋根で雨漏りしやすい場所
片流れ屋根で雨漏りしやすい場所は、以下の2か所です。
- 頂上部
- けらば部(サイド)
頂上部で雨漏りしやすい場所は、破風板と野地板の接合部です。
野地板と破風板の境から雨水が伝い水となって、建物内側へ侵入します。
片流れ屋根は、けらば部が切妻屋根の約2倍の長さです。
軒先に流れる雨水の量が2倍となるため、雨漏りリスクも2倍となります。
片流れ屋根の特徴
雨漏りリスクが高い片流れ屋根ですが、最近よく目にするのはなぜでしょうか?
片流れ屋根のメリットとデメリットを簡単におさらいしておきましょう。
片流れ屋根にするメリット
片流れ屋根にする代表的なメリットは、以下の3つです。
- 構造がシンプルなので、建築費用が比較的安価
- おしゃれな外観
- 狭小地でも内部スペースを広く活用できる
片流れ屋根が人気の理由は、何と言ってもコストが安いことでしょう。
屋根面が1枚で接合面がなく、雨樋が1方向のみなので、建築コストが安価です。
また軒の出が短くできるので、内部スペースを広く活用できます。
狭い土地に家を建てる人が増えており、人気だといえるでしょう。
片流れ屋根にするデメリット
片流れ屋根にするデメリットは、以下のとおりです。
- 雨漏りしやすい
- 外壁が汚れやすい
- 日差しを遮れない
前述したとおり、片流れ屋根は雨風の影響を受けやすいため、雨漏りしやすいことが最大のデメリットです。
他にも軒の出が短いため、雨風だけではなく日光の紫外線の影響を外壁が受けやすくなります。
外壁が汚れやすく、夏場は日差しを遮ることができません。
スタイリッシュな見た目とは裏腹に、機能面ではデメリットがあるといえるでしょう。
片流れ屋根を雨漏りから守るメンテナンス
片流れ屋根のデメリットは、雨漏りしやすいことです。
既に片流れ屋根に住んでいる人は、雨漏りから守ることを考える必要があります。
屋根が劣化していないかを点検する
片流れ屋根は雨風や紫外線の影響を受けやすい屋根です。
当然、他の屋根よりも劣化するのが早くなります。
雨漏りを未然に防ぐためには、屋根が劣化していないかどうか定期的に点検することが大切です。
自分では点検できないため、専門業者に相談して定期的なチェックを受けましょう。
早めの再塗装を検討する
繰り返しになりますが、片流れ屋根は日光や雨風の影響を受けやすい屋根です。
日光や雨風によって、特に塗装が劣化しやすくなります。
屋根に施している塗装は劣化すると防水性が失われてしまい、早期に雨漏りする原因となります。
雨漏りを防ぐためには、早めの再塗装がベストです。
定期的なチェックの際は、屋根の塗装ができる業者にお願いするのがよいでしょう。
まとめ
片流れ屋根はおしゃれで建築コストも安価なため、人気の屋根ですが、雨漏りしやすいのがデメリットです。
雨漏りは梅雨や台風の時期に起こりやすくなります。
屋根、特に塗装が劣化していないかどうか早期に確認することが、最善の予防策です。
片流れ屋根にお住まいで、雨漏りが心配な方は、ぜひ一度HookPekまでお問い合わせください。
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