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コラム

これが大事!工場の床塗装で重要なポイントを解説!

工業塗装

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工場の床塗装が早く剥がれる原因は、塗料の種類や希釈だけではありません。コンクリート内部の水分、機械油、弱い旧塗膜、ひび割れ、フォークリフトの旋回、薬品・熱水、施工後に床を使い始めるまでの時間など、下地と使用条件が合っていないことが大きく影響します。

工場床では、ローラーで薄く塗る防塵塗装から、樹脂を厚く施工する塗り床、熱水・薬品・静電気へ対応する特殊仕様まで選択肢があります。「工場だからエポキシ」と決めるのではなく、何が走り、何がこぼれ、どのように清掃し、何時間床を止められるかを先に整理することが重要です。

この記事では、床塗装と塗り床の違い、剥がれ・膨れの原因、薄膜・厚膜、エポキシ・ウレタン・硬質ウレタンの選び方、現地調査、工事工程、工区分け、見積書の確認まで順番に解説します。

この記事の結論

  • 工場床塗装は、色ではなく床の使い方と下地状態から仕様を決めます。
  • 下地水分、油の染み込み、弱いコンクリート、旧塗膜、ひび・目地、不陸を残すと、適切な上塗り材でも剥離・膨れが起こる場合があります。
  • 薄膜型は防塵・美観・軽~中程度の通行、厚膜型は耐摩耗・耐衝撃・フォークリフト等を想定する場合に検討しますが、製品・膜厚・工法ごとに性能は異なります。
  • エポキシ系は屋内の耐摩耗・耐油・耐薬品用途で多く使われますが、屋外紫外線や温度変化などの条件を含めて選びます。
  • ウレタン系は耐候性や柔軟性を求める場所、硬質ウレタン系は熱水・熱衝撃・食品工場等の厳しい条件で検討されます。
  • 油床は洗浄だけで十分とは限りません。油の種類・染み込み・再滲出を確認し、専用処理・プライマー・下地撤去を比較します。
  • 常時湿潤する床や下地水分が多い床へ、そのまま樹脂系塗り床を施工すると、剥離・水ぶくれの原因になります。
  • 防滑仕上げは滑りにくさを高められますが、清掃性、台車走行、靴・タイヤ、濡れ方とのバランスが必要です。
  • 塗料の混合比、希釈、使用量、ポットライフ、塗り重ね時間、歩行・車両開放時間は商品仕様に従います。
  • 平均掲載順位7.62のため、H1・URLを維持して独立記事として改善し、工場外壁記事と役割を分けます。

この記事はこんな方に向いています

  • 工場・倉庫の床塗装が短期間で剥がれた
  • フォークリフトやAGVの走行で床が摩耗している
  • 機械油・切削油・洗剤・薬品が床へ染みている
  • 食品工場や厨房で熱水洗浄を行う
  • 床の粉じん・凹凸・ひび・水たまりを改善したい
  • 平滑仕上げと防滑仕上げのどちらがよいか迷っている
  • 休日・夜間・連休だけで床工事を終えられるか知りたい
  • 自社施工と専門施工の違いを確認したい
  • 薄膜・厚膜・エポキシ・ウレタンの違いを知りたい
稼働中のフォークリフト・AGV・生産設備の動線へ入って床を確認しないでください。薬品、熱水、油、電気設備がある区域は、工場の安全担当者と作業許可を確認してから調査します。

床塗装と塗り床の違い

日常会話ではどちらも「床塗装」と呼ばれますが、工法と膜厚には幅があります。薄い塗膜をローラーで形成する防塵塗装も、樹脂を流しのべ・コテ塗りして厚い層をつくる工法も、工場床の選択肢です。

呼び方主な工法主な目的注意点
薄膜型床塗装ローラー・はけ等で塗膜を形成防塵、美観、清掃性、軽~中程度の耐摩耗下地の凹凸・ひびを拾いやすく、重荷重には仕様確認が必要
厚膜型塗り床流しのべ、ペースト、コテ、ライニング等耐摩耗、耐衝撃、耐薬品、防水性等を高める下地処理、膜厚、目地、養生、施工技能が重要
防滑仕上げ骨材散布・混入・凹凸仕上げ濡れた床・傾斜部等の滑りリスクを抑える凹凸が大きいほど清掃・台車走行へ影響する場合がある
コンクリート表面強化材浸透・反応型材料を散布・塗布コンクリート表面の防塵・硬化薬品・防水・意匠塗膜を必要とする床には適用限界がある
路面・区画線塗装ライン・文字・動線表示区画、通路、停止位置、危険区域を可視化床全面の耐久仕様とは別に、下地と標示用塗料を確認
見積書では「エポキシ塗装」だけでなく、薄膜・厚膜、予定膜厚、平滑・防滑、工程数、下地処理まで確認します。

塗料選びの前に使用条件を整理する

確認分野確認する内容仕様へ与える影響
通行・荷重歩行、台車、ハンドリフト、フォークリフト、AGV、重量物、金属車輪耐摩耗・耐衝撃、膜厚、下地強度
走行方法直進、急旋回、ブレーキ、荷下ろし、定点荷重旋回部・出入口・荷役部の局部補強
液体水、油、切削液、酸・アルカリ、溶剤、食品、塩分耐油・耐薬品、清掃方法、材料選定
温度常温、熱水洗浄、蒸気、炉周辺、冷凍・冷蔵耐熱水・熱衝撃・低温硬化仕様
屋内外紫外線、雨、凍結、温度差、風耐候性、屋外対応、排水、防滑
衛生食品、医薬、クリーンルーム、抗菌、洗浄頻度シームレス、幅木、防滑と清掃性
静電気電子部品、粉体、可燃物、精密機器帯電防止・導電仕様と接地計画
停止時間何日・何時間止められるか、区画施工できるか速硬化、水性・低臭、工区分け、開放時期

同じ工場でも、歩行通路、フォークリフト通路、機械周辺、洗浄区域、薬品保管、荷捌き場では必要性能が異なります。床全面を一種類に統一するより、区域ごとに仕様を分けた方が合理的な場合があります。

剥がれ・膨れ・摩耗・ひびの原因

症状主な原因の例調査のポイント
塗膜がシート状に剥がれる油、粉じん、弱い旧塗膜、目粗し不足、プライマー不適合剥離面が旧塗膜内・下地界面・コンクリート表層のどこか
丸い膨れ・水ぶくれ下地水分、地下・裏面からの湿気、乾燥不足雨天・洗浄・地下水・新設コンクリート・床下環境との関係
フォークリフト旋回部だけ摩耗タイヤのねじれ、荷重、膜厚・耐摩耗不足車種、タイヤ、荷重、速度、旋回回数、局部補強
タイヤ跡・汚れが落ちないゴム移行、表面硬度、洗剤・清掃方法試験清掃、仕上げ材とタイヤの相性
ひびが再発する下地の動き、乾燥収縮、構造・目地、振動動かないひびか、繰り返し動くひび・目地か
床が粉を吹くコンクリート表面の脆弱化、摩耗、施工不良表面強度、研削後の健全部、補修・打ち替え
塗膜が軟らかい・硬化しない2液材料の混合比・撹拌不足、低温、使用期限、厚塗り材料ロット、混合記録、温湿度、ポットライフ
屋外で退色・黄変・劣化紫外線非対応材料、雨水滞留、温度変化屋外適用、トップコート、排水、色
剥がれた部分だけを上塗りすると、周囲の弱い旧塗膜から剥離が広がる場合があります。旧塗膜が健全か、全面除去が必要かを確認します。

下地調査で確認する7項目

  1. 下地の種類
    コンクリート、モルタル、アスファルト、タイル、既存樹脂床などを確認します。適用できる材料が異なります。
  2. 表面強度
    粉化、脆弱層、レイタンス、欠損を確認し、研削・ショットブラスト・補修・打ち替えを判断します。
  3. 下地水分
    新設床、常時水を使う場所、地下・床下からの湿気、洗浄後の乾燥を確認します。
  4. 油・薬品の汚染
    表面付着か内部への染み込みか、油が再び滲み出すかを確認します。
  5. 旧塗膜
    樹脂種類、密着、膜厚、剥離、軟化、塗り替え可能な範囲を確認します。
  6. ひび・目地・不陸
    幅・深さ、動き、段差、水たまり、伸縮目地を確認し、埋める部分と残す目地を分けます。
  7. 施工環境
    床温、気温、湿度、換気、火気、臭気、粉じん、設備養生、開放時期を確認します。

水分が多い床

ABC商会は、常に水を使用する床では下地コンクリートに水分が過剰に存在し、そのまま樹脂系塗り床を施工すると剥離や水ぶくれの原因になると案内しています。強制乾燥、湿潤下地用調整材、排水・防水原因の修理などを検討します。

油が染み込んだ床

油汚れは、専用洗浄剤、研削、油面用プライマー等を組み合わせます。ただし、油が内部から滲み続ける場合や、油でコンクリートが劣化している場合は、汚染部分の撤去・打ち替えが必要になることがあります。

シンナーを床へまいて旧塗膜や油を確認する、電動工具で削ってDIY調査する方法は危険です。SDS、火気、換気、粉じん対策を含め、専門施工者へ依頼します。

薄膜・厚膜・表面強化材の比較

仕様向いている用途強み限界・注意点
水性・溶剤形の薄膜防塵塗装一般工場、倉庫、機械室、歩行・軽車両区域比較的薄く、改修しやすい。防塵・清掃性凹凸を直さず、重荷重・強い衝撃・熱水には不足する場合
薄膜エポキシ屋内工場、倉庫、耐油・耐薬品を求める区域耐摩耗・耐油・耐薬品性を持つ製品がある屋外適否、下地水分、旧塗膜、薬品濃度を確認
薄膜ウレタン屋内外、通路、駐車場、耐候性を求める区域耐候性・耐変退色性を持つ製品がある荷重・薬品・熱水条件によって厚膜仕様が必要
厚膜エポキシ塗り床フォークリフト、物流倉庫、工場、耐薬品区域工法により耐久・耐衝撃・防滑・ライニングを選べる紫外線、熱衝撃、下地水分、目地の動きへ仕様確認
硬質ウレタン系塗り床食品工場、厨房、熱水・温度変化、重車両区域耐熱水・耐衝撃・耐薬品等を持つ製品がある製品・厚さ・施工温度・臭気・施工資格を確認
コンクリート表面強化材倉庫・物流等のコンクリート防塵塗膜剥離を避けたい防塵用途防水、色付き厚膜、酸・薬品、常時湿潤に適さない製品がある
特殊仕様静電気、クリーン、抗菌、防食、低温、速硬化目的に合わせた性能を付加接地・検査・薬品表・施工環境を事前確認

ABC商会の厚膜型エポキシ「ケミクリートE」では、用途に応じて約0.8mmのコーティングから約2mmのペースト、防滑、ライニング等の工法が用意されています。商品名だけでなく、選んだ工法と厚さを確認する必要があります。

エポキシ・ウレタン・硬質ウレタンの違い

樹脂・材料系主な特徴検討しやすい場所確認事項
エポキシ樹脂系耐摩耗・耐衝撃・耐油・耐薬品性を持つ製品が多い屋内工場、倉庫、機械室、化学・印刷等屋外紫外線、薬品種類、下地水分、温度変化
ポリウレタン樹脂系耐候性・柔軟性・耐変退色性を持つ製品がある屋内外通路、駐車場、一般工場・倉庫薄膜・厚膜、耐荷重、耐薬品、旧塗膜適合
硬質ウレタン・ウレタンセメント系耐熱水・熱衝撃・耐衝撃・耐薬品性を重視する系統食品工場、厨房、洗浄区域、重車両区域温度、薬品、膜厚、防滑、施工可能時間
アクリル系速乾・経済性・屋外対応を持つ製品がある軽~中程度の防塵、通路、倉庫等耐荷重・油・薬品・耐久性の要求水準
水性材料低臭・非危険物等の特徴を持つ製品がある改修中の臭気配慮、屋内施設水性=すべて低性能ではない。下地適合と養生を確認
溶剤・無溶剤材料製品ごとに施工性・膜厚・硬化・臭気が異なる耐久・厚膜等の仕様に応じるSDS、換気、火気、材料保管、在庫・使用期限
「エポキシだから最強」「水性だから弱い」とは判断できません。同じ樹脂系でも薄膜・厚膜、配合、工法、使用量、下地処理で性能が変わります。

耐荷重・薬品・熱水・防滑・帯電防止の選び方

フォークリフト・AGV・重量物

総重量だけでなく、タイヤ材質、接地面積、旋回、急停止、定点荷重、落下衝撃を確認します。出入口、旋回部、充電場所、荷役区域だけ高耐久仕様へ分ける方法もあります。

薬品・油・洗剤

「耐薬品性あり」という表示だけで決めず、薬品名、濃度、温度、接触時間、洗浄方法をメーカー耐薬品表で確認します。ABC商会も耐酸・耐アルカリ等について種類・濃度によると注記しています。

熱水・温度変化

熱水洗浄、蒸気、冷凍庫、炉周辺では、床材とコンクリートの膨張差による割れ・剥離を考えます。一般的な薄膜塗装ではなく、耐熱水・熱衝撃に対応する厚膜仕様を検討します。

防滑性

骨材を入れると滑りにくさを高められますが、清掃しにくい、台車が振動する、汚れが溜まる場合があります。乾燥時・濡れ時、履物、タイヤ、傾斜、洗浄方法を基に、平滑・軽防滑・防滑を試験施工で比較します。

帯電防止・導電性

電子部品、粉体、可燃性物質等を扱う区域では、床材だけでなく導電層、接地、測定基準、定期検査を含む仕様が必要です。一般防塵塗料で代用しません。

操業停止時間と工区分け

工場床の改修では、施工費だけでなく生産停止・迂回・在庫移動の影響が大きくなります。材料の乾燥時間だけでなく、下地処理、補修、塗り重ね、歩行開放、車両開放、薬品・熱水使用開始までを工程表へ入れます。

確認項目工程へ反映する内容
停止可能時間夜間、土日、連休、定修、24時間操業
工区分け半面施工、通路確保、仮設動線、段差養生
設備・在庫移動機械、ラック、原料、製品、フォークリフトの退避
下地処理研削・ショットブラストの騒音、粉じん、集じん
臭気・換気水性・低臭仕様、換気、隣接工程・製品への影響
硬化時間気温・床温・湿度による塗り重ね・開放時間の変化
検査・引渡し膜厚、硬化、外観、防滑、ライン、清掃、試運転

日本ペイントの床用塗料でも、乾燥時間は温度、通風、湿度、素地状態で変わると案内されています。「翌朝から必ずフォークリフト走行可能」と一律に決めず、採用商品の車両開放条件を確認します。

工場床塗装の施工工程

  1. 現地調査・使用条件のヒアリング
    下地、劣化、車両、薬品、温度、衛生、防滑、静電気、停止時間を確認します。
  2. 試験施工・仕様決定
    密着、色、防滑、清掃性、タイヤ跡等を小面積で確認します。
  3. 工区・安全計画
    立入禁止、動線、設備養生、集じん、換気、火気、材料保管を決めます。
  4. 旧塗膜・脆弱層の処理
    研削、ショットブラスト、切削等で健全な下地を露出させます。
  5. 油・汚れの除去
    油の種類に合う洗浄、研削、油面処理を行い、再滲出を確認します。
  6. ひび・欠損・不陸・目地の補修
    動く目地と固定ひびを分け、補修材・樹脂モルタル・打ち替えを選びます。
  7. 下地水分・床温を再確認
    洗浄・補修後の乾燥と、採用材料の施工条件を確認します。
  8. プライマー・主材・上塗り
    混合比、撹拌、ポットライフ、使用量、膜厚、塗り重ね時間を記録します。
  9. 防滑・ライン・色分け
    歩行通路、車両、危険区域、作業区域を用途に合わせて仕上げます。
  10. 養生・検査・開放
    硬化、外観、塗り残し、膜厚、段差を確認し、歩行・車両・薬品使用を段階的に開放します。
上塗りの塗布回数だけで品質を評価せず、下地処理・補修・膜厚・養生記録を確認します。

自社施工・部分補修で注意すること

機械室の小面積や軽歩行区域など、条件によっては施設担当者が補修することもあります。しかし、2液材料、溶剤、油床、厚膜材、研削機械、フォークリフト区域は、材料管理と安全対策が必要です。

自社施工で起こりやすい問題確認すること
ホームセンター床塗料を重車両区域へ使用適用下地、荷重、屋内外、油・薬品、膜厚
ほうき清掃だけで上塗り油、粉化、旧塗膜、目粗し、水分
2液材料を目分量で混合重量比・容量比、機械撹拌、容器内の混ぜ残し
作り過ぎた材料を長時間使用ポットライフ、可使時間、発熱、粘度上昇
希釈を増やして塗りやすくする指定希釈率、使用量、必要膜厚
乾燥前に歩行・車両開放気温・床温別の養生、歩行・車両・薬品開放
剥がれ部分だけ重ね塗り周囲旧塗膜の密着と補修境界
研削・溶剤作業を無許可で実施粉じん、火気、換気、保護具、設備・製品汚染
SDSを確認できない材料、火気・換気管理ができない区域、食品・薬品・精密製品へ影響する区域では、自社判断で施工しないでください。

費用を左右する条件・見積書の確認

工場床の費用は、上塗り材の単価より、旧塗膜撤去、油除去、研削、ひび・欠損、不陸、膜厚、工区分け、夜間休日、安全養生によって大きく変わります。メーカーの設計価格は大面積を基準とし、下地調整費を含まない場合があるため、そのまま自社工場の見積金額にはなりません。

費用項目金額が変わる条件
現地調査・試験施工下地数、薬品、密着・防滑・色の試験範囲
設備・在庫移動移動量、重量、養生、復旧
旧塗膜撤去膜厚、樹脂、密着、施工面積、機械
下地処理研削、ショットブラスト、集じん、油洗浄、水分対策
補修ひび、欠損、不陸、目地、コンクリート打ち替え
塗り床仕様薄膜・厚膜、樹脂、膜厚、防滑、帯電防止、耐熱・耐薬品
工程・時間夜間、休日、連休、速硬化、複数工区
安全・衛生換気、火気、集じん、製品養生、食品・クリーン区域
ライン・色分け通路、文字、番号、危険区域、寸法・位置出し

見積書で確認したい項目

  • 施工面積と工区図
  • 床の使用条件・荷重・車輪・薬品・温度
  • 下地種類、表面強度、水分、油、旧塗膜の調査結果
  • 旧塗膜撤去・研削・集じん・洗浄の方法と範囲
  • ひび、欠損、不陸、目地の補修方法
  • メーカー名・商品名・樹脂・薄膜/厚膜・予定膜厚
  • プライマー、主材、上塗り、防滑骨材の仕様
  • 混合比、標準使用量、塗り回数、塗り重ね時間
  • 歩行・台車・フォークリフト・薬品使用の開放時間
  • 設備・在庫・通路・粉じん・臭気の養生
  • 夜間・休日・工区分け・仮設動線
  • 施工後の膜厚・硬化・外観・防滑確認
  • 税込総額、追加工事の条件と事前承認
  • 保証対象、除外条件、部分補修・再点検

施工後の清掃・点検・部分補修

  • 床材に合う洗剤・濃度・洗浄機を使用する
  • 薬品・油・熱水をこぼしたら、施設手順に従って早く回収する
  • 金属片・砂・切粉を放置し、タイヤで引きずらない
  • フォークリフト旋回部、出入口、充電場所を重点点検する
  • ひび、膨れ、剥がれ、粉じん、水たまりを記録する
  • 小さな剥離でも、周囲の旧塗膜密着と下地水分を確認する
  • 防滑床の凹部へ油・汚れを蓄積させない
  • ライン・文字は視認性が落ちる前に引き直す
  • 施工商品、色、ロット、工区、膜厚、補修履歴を保管する
  • 設備変更・車両変更・薬品変更時に床仕様を再確認する

部分補修は操業への影響を抑えられますが、下地からの水分や油が広範囲にある場合は、補修を繰り返すより区域全体の改修が合理的なことがあります。

HookPekの対応範囲・参考施工事例・地域案内

HookPekでは、工場・倉庫・駐車場・施設の塗装について、塗料販売店・メーカーとも仕様を確認し、床の使い方、下地、停止可能時間に合わせてご提案します。

現時点で公開している施工事例には、工場床全面の厚膜塗り床事例がありません。そのため、次の事例は工場床と同一工法の実績としてではなく、路面の計測・位置出し、コンクリート・アスファルトの清掃・下地確認、乾燥・立入管理の参考事例として掲載しています。

床・路面施工の参考事例

駐車場に8台分の区画線を新設|アスファルトのライン塗装

駐車場全体を計測し、位置出し、路面清掃、養生、ライン塗装、乾燥・開放確認を行った事例です。工場の通路・停止位置・区画線を計画するときの参考になります。

名古屋市中村区|通学路に一時停止用の足形マークを設置

利用者の動線と安全を考え、関係者と設置位置を調整して路面表示を施工した事例です。工場床でもライン・文字は塗る前の動線計画が重要です。

名古屋市緑区|玄関前コンクリートの高圧洗浄

コンクリートの破損を確認し、水圧・距離・飛散を調整して汚れを除去した事例です。工場床では洗浄だけでなく、油・旧塗膜・脆弱層に応じて研削等を追加します。

関連コラム

法人・施設の施工事例

名古屋市の対応地域ページ

工場・倉庫の床が剥がれる、粉じん・油・滑りが気になる方へ

床材の種類、主な使用車両、床へ付着する油・薬品・熱水、剥がれ・膨れ・ひび、施工できる曜日・停止可能時間など、分かる範囲でお問い合わせください。床全面を塗る前に、下地処理と薄膜・厚膜・区域別仕様を分けて確認します。

よくある質問・公式参考情報・執筆者

Q1.工場の床はエポキシ塗料を選べば間違いありませんか?

一律には言えません。屋内外、車両・荷重、油・薬品、熱水、下地水分、停止時間によって、ウレタン系、硬質ウレタン系、表面強化材等が適する場合があります。

Q2.床塗装がすぐ剥がれる一番の原因は何ですか?

一つに決められません。油、下地水分、弱いコンクリート、旧塗膜、目粗し不足、材料不適合、混合・養生不足などを剥離位置から調べます。

Q3.油汚れは洗剤で洗えば塗装できますか?

表面油だけなら洗浄で改善する場合がありますが、内部へ染み込み再滲出する床は、研削、専用プライマー、汚染部撤去等が必要になることがあります。

Q4.湿っている床へ水性塗料なら塗れますか?

水性であることと湿潤下地へ施工できることは別です。採用商品の下地水分条件を確認し、原因修理、乾燥、湿潤下地用調整材を検討します。

Q5.フォークリフトが走る床は厚膜にすべきですか?

厚膜を検討することが多いですが、荷重、タイヤ、旋回、走行回数、コンクリート強度、局部補強を確認します。厚膜でも下地が弱ければ剥がれる場合があります。

Q6.防滑仕上げにすれば滑らなくなりますか?

滑りリスクを抑えられますが、完全に滑らない保証ではありません。水・油、履物、傾斜、清掃、骨材の粗さを合わせます。

Q7.工場を止めずに床塗装できますか?

全面停止が難しい場合は、工区分け、夜間・休日施工、速硬化仕様、仮設動線を検討します。ただし、粉じん・臭気・安全・硬化条件によって停止が必要な工程があります。

Q8.ひび割れを埋めれば再び割れませんか?

保証できません。乾燥収縮のひび、構造的に動くひび、伸縮目地を分け、追従性・目地処理・構造対策を検討します。

Q9.工場床塗装の費用相場はいくらですか?

薄膜・厚膜、下地撤去、油・水分、ひび・不陸、夜間休日、工区分けで大きく変わります。平方メートル単価だけでなく、下地処理と停止時間を含む総額で比較します。

Q10.公開事例に工場床全面の塗り床工事はありますか?

現時点のHookPek公開事例には、工場床全面の厚膜塗り床事例はありません。路面表示・コンクリート洗浄の関連事例を掲載し、実際の工場床は現地条件とメーカー仕様を確認して提案します。

公式参考情報

この記事は、現行記事に加え、日本ペイント、エービーシー商会、エスケー化研、アイカ工業の床用塗料・塗り床・下地処理に関する公開情報を確認して作成しています。実際の仕様は、採用商品の最新カタログ、施工要領書、SDS、耐薬品表、現地試験を優先してください。

株式会社HookPek代表 福田

執筆・監修

株式会社HookPek 代表 福田
住宅メンテナンス診断士

名古屋市瑞穂区を拠点に、住宅の外壁・屋根塗装だけでなく、駐車場ライン、路面表示、施設・工場の塗装相談にも対応しています。工場床では、上塗り材だけを選ぶのではなく、油・水分・旧塗膜・ひび・荷重・薬品・停止可能時間を確認し、塗料販売店・メーカーと仕様を組み立てることを大切にしています。

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